ワキンナ地方は朝晩冷え込んでまいりました(´Д` )
夜間…サーモランプは点きっぱなし…
暑いの苦手ですが、違う意味ですでに夏が恋しい…
ワキンナクラブにようこそ!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ふとBlogのアーカイブスをみていて、このヒトの健診忘れていたことに気づいたので
今日はこのヒト(カメだって…)の身体検査をさせて頂きます( ^ω^ )
ハラガケガメのリリィさんです!
この夏、45水槽から60レギュラーに引っ越しました( ´ ▽ ` )ノ
…で、前回が6月20日、甲長10.8㎝、体重272g
で今回は、10月10日、甲長12.2㎝、体重445gと…
甲長が+1.4㎝、体重が+173gと…まぁまぁか…な…?
てか!体重の増え方、明らかにデブ域ぢゃないッスか(ー ー;)
確かに後ろ姿とか、デブっぽいよね、分かっていたさ(^_^;)
んがおっ!
健康管理はアンタに任せてたのよッo(`ω´ )o
…と申しております(^_^;)
…4ヶ月弱身体検査を忘れていたのだが、ウスウス、リリィが成長しているのは毎日見て馴染んでいるとはいえわかっていた。んがッ、やっぱりこうして「定期的に計測する」「撮影する」というのは、数値的に、そしてある程度目視で客観的にカメさんの成長を把握する意味でも大切なことだなぁと改めて感ずる。前回6月20日の記事にも書いたが、ワキンナマスターはニオイガメ、ドロガメ系の飼育経験は乏しくハラガケガメも含めて4種類ほどで正直餌の量や健康的で適正な体格なども含め飼育についてよくわかっていない。これまで縁がなかったのもあるし、食わず嫌いだった感も否めない。またワキンナマスターの知り合いにこれ系の飼育者が殆どおられないというのも一因かもしれない。しかし、あるブリーダー様のHPでハートを射抜かれ、わずか甲長2.8㎝でお迎えしたこの子、今回改めて大事に育てなきゃ…と自らを省みる機会となってよかったと思ふ。自分なりにネットなどで飼育情報を収集しつつ、ある本に出会った。それは「ニオイガメ、ドロガメの医・食・住」(菅野宏文著・どうぶつ出版・2006)という本で、ワキンナマスターはこの本の存在を知り、Amazonで購入しようとしたが、確かその当時は再販が出ておらず古書を購入したのだったと思ふ。ちょっと前のこれ系ブームでこれまでみられなかったニオイガメ、ドロガメが多く輸入されCB化も進んでおり、この書籍に紹介される種、写真数などは限られており今のマニアには物足りないだらうが、内容的には部分部分で興味深い記述があり、勉強させて頂いたものでアル。例えば、カルシウム、ビタミンD、紫外線の関係を「リービッヒの最小律」というが、これを知ったのもこの書籍からだったことを思い出した。圧倒的な情報量を誇るネットであるが、活字媒体の情報の大いなる利点はそういうところにあると改めて認識したものでアル。
さて例のごとく枕詞が長くなったが、リリィのことでアル。いや〜ワキンナマスターはホントにこの子と出会えたことを幸福だと思っている。ニオイガメ、ドロガメ系の魅力、おもしろさを教えてくれたというのも勿論でアルが、純粋にハラガケガメのハンパない魅力には首ったけのワキンナマスターでアル。このように書くとヤマガメ好きを公言しながら、こんな子も飼育しているワキンナマスターがいかにも節操のない尻軽オジサンであるように思われる危惧の念を抱かずにはいられないが、まぁそもそもそれもある(^_^;) しかし結論からいうとハラガケガメはカメさんを愛するマニアには絶対お勧め!決して飼育者を裏切らない楽しさを味わうことが出来ると折り紙でも、のし紙でもつけて進呈したい(リリィは進呈しないが…)一押しカメさんであると保証したい。
まず、見た目。長いお饅頭のような甲、これがひらべったすぎず、かといってこんもりしすぎず、それでいてコロっとしており、一見して可愛らしい。背甲の柄も個体差があり、黄色からブラウンまでの薄地に放射柄が入るものもいるし、明暗も様々。そして名前の由来にもなっている(足柄山の金太郎さんで有名な)「腹掛」状の腹甲、橋、これは我々日本人の常識的なカメさん、すなわちクサガメ、イシガメ、アカミミガメとは全く異なる形状で、異国情緒を漂わせ、まず目を引く。さらに「腹掛」状の腹甲を始め四肢やその付け根も明暗に個体差がありイエローというよりハイポみたいなホワイティさの子など神々しくすらあり、色調も魅力的。そして大きな頭部も細かな柄が入り、もはやその子その子の「個性」といっていいくらいバリエーションに富んでいる。四肢が短く、それでも意外と巧みに泳ぎ回ったり、水底を這ったりする姿も、なんだか手足のついた短めのコッペパン(!)がフワフワ浮いたり沈んだりしているようで、誰もがそのおもしろさに見入るに違いない。そしてなによりその見た目のキュートさと裏腹な、デッカい口を開いたあの威嚇のポーズは「ギャップ萌え」の最たるものではないか!?好奇心旺盛というか、食い気が張っているというか、導入したては大抵かなりのビビリでアルが、ほどなく慣れてくると本性を剥き出し、やおら音もなくススっとすぐ寄ってきて、強力熱視線でこちらをガン見。正面から両眼視する姿も実にきゃわゆらしぃ!指を翳すと、あの姿形からは予想できない素早さで泳ぎよってきて、バコン!と噛み付いてくる。餌ともなると水面から結構な高さ飛び上がってバコン!とやってくれる…初めはおっかないかもしれぬが、これがまた可愛くて仕方ないのでアル!この凶暴というか「かみつくの大好き」なさまはジャイマスやサルヴィンと共に、今は、もう、動かない…もとい飼育できないスナッパーの思い出にもつながるというマニアも多かろう。まぁスナッパーやワニガメのガメラちっくな魅力はまた全く別だが、いつまでも少年の心を持っている男子諸氏の、「怪獣」とか「恐竜」とか「凶暴」とか「強い」とかいう「少年の日の羨望」の幾分かをこのカメさんは満たしてくれる。
若干付言するとこのカメさんは、カメさんに興味がないヒトにも比較的受けがいい気がする。女性を始め、誰にでも受けがいいといえば、例えばハコガメが嚆矢であるが、どこのマニア邸でもさうであらうが、ご家族、特に深窓のご令嬢、そして淑やかなご夫人方は、いかにもけったいなカメさんと胡散臭い飼育者に対して厳しい視線を投げかけるのが世の常でアルにもかかわらず、ひょっとすると我が家だけかもしれないが、ウチの家人などは、ハラガケガメのことは「おもしろい」「かわいい」という。さらにリリィが餌ほしさに「バコン!バコン!」やっている画ヅラをみて驚くが、これもやはりギャップ萌えだらうか?これも「おもしろい」というのでアル。まぁ本気で噛まれて、肉から血が出ることは1mmたりとも言えやしないのでアルが(^_^;)
最近リリィには配合しか与えていない。勿論たまには魚や肉、エビなども与える肉食でアルが、フツーにカメプロスをガツガツ食べてくれることは実にありがたい。WC個体はなかなか配合飼料に餌付いてくれなかったりするが、CBは成長とともに割とすんなり移行してくれ、成長にも支障は見受けられない。凶暴そうな奴には肉、あるいは生き餌というセオリーもあるにはあるが、ハラガケガメは全く気にせずに配合で飼育できるとことも飼育者思いというべきだらう。ただ、状態がよいと際限なく食べるのでリリィのように肥満しやすいね(^_^;) 腹八分目に加減して与えたい。また、結構泳ぐので、少ない水量で飼育するより、まだちょっと小さいかな?と思えるヤングレベルでも、水深をとり泳がせて運動効果も期待したい。それに彼らの魅力はそのコミカルな仕草にアルので、ほどほどの熱帯魚の水温で緩めの水流をつけ、足場を置き、泳がせると、普段はカメさんに厳しいご家族の表情も幾分か和らぐかもしれませぬゾ( ´ ▽ ` )ノ
♪コロっとしているようで首を伸ばすと案外長いのもギャップ萌え♪
…こうして書いているうちに
ジャイマスやサルヴィンもいいなぁ
…なんて
おもむろに、ついうっかり、指をくわえちゃいますが
とっとっとぉ…家人の監視の目もありますからな(ー ー;)
我慢もまたカメさんとずっと暮らすうえで大事かなと( ´ ▽ ` )ノ
さてさて!ぶりくらも近づいてまいりました!
とんぶりには是非行きたい!
イベント運のなさではブッチギリですが
頼むから、とんぶりだけは行かせてほしい…はないちもんめ(T ^ T)
では、また来週( ´ ▽ ` )ノ
記録・リリィの甲長/12.2㎝ 体重/445g