南米原産のリクガメ、アカアシガメをのんびりコツコツ育てています♪彼らの成長記録を中心に綴ります(^^♪
by わきんなますたー
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2016年 06月 04日
ワキンナクラブ ジャノメイシガメ・福ちゃんの成長 〜2016・春〜
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カラッとしたお天気が続いています
梅雨入り前のこの時期
カメさんの日光浴にはもってこいですネ♪
ワキンナクラブへようこそ!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
本日の定期検診はこの子です!
ジャノメイシガメの福ちゃんです! 昨年、ワキンナマスターがもっとも信頼する ブリーダーさまのお一人でありカメ友であるお方から お譲りいただいた貴重な子です♪ それでは撮影をば!
それでは計測です! これまでの結果を時系列に並べてみると… 11月7日 甲長4.7cm、体重3g↓12月30日 甲長5.8cm、体重30g↓3月5日 甲長6.4cm、体重32g↓本日6月4日 甲長7.9cm、体重49g この3ヶ月で甲長+1.4cm、体重+17gです! 飼育環境は変更なし! 外見的にも問題なし!健康そのものです( ^ω^ ) ジャノメイシガメは成長がゆっくりです とはいえ、春はやはり伸びますね( ^ω^ ) このまま健やかに成長してほしいです♪
ワキンナマスターが愛してやまないと公言している、マルガメ属グループ。ノコヘリマルガメなどのマルガメたち、オオヤマガメやヒジリガメ、トゲヤマガメなどを含むアジアヤマガメ属、CITESⅠへの昇格が取り沙汰されたムツイタガメ、そしてマニアを魅了し続ける恐竜亀ことシロアゴヤマガメ、そこにジャノメイシガメ、ヨツメイシガメから構成されるニセイシガメ属を含めた仲間の総称です。彼らの中でも、もっとも小型、そしてマルガメ属グループの広大な分布域の東端に棲息するのがニセイシガメ属です。ヨツメイシガメのがジャノメイシガメより小さめな印象がありますが、実際には同じくらいの甲長かな?と個人的には思っています。最大甲長で17cmくらいかな?中型〜大型種ばかりのワキンナクラブでは掌サイズの珍しい存在でもあります。 ご存知のとおりジャノメイシガメは中国福建省周辺にのみ分布しており、棲息域が中国南部沿岸沿いからベトナム北部~中部、ラオス北東部に及ぶヨツメイシガメより局所的です。そして原産国ではペットとしての需要が以前から比較的高いとのこと。もちろんこのカメさんも「アジアンタートルクライシス」の大波に飲まれて、我が国に輸入される量があるときから激減、現在では散発的な輸入のみで、今後ますますWCの輸入は困難になっていくと思われます。しかし冒頭にも書いたとおり、この貴重なカメさんたちも国内の優秀なブリーダーさまたちのたゆまぬ努力によって確実なCB化が図られており、少数ながらも流通していることには感謝と尊敬の念の抱かずにはいられません。 前回の記事でも書いた「アジアンタートルクライシス」を特集した「ビバリウムガイドNo.73」には、もちろん本種とヨツメイシガメがカラー写真と共に紹介されています。ジャノメイシガメについては「本種とムツイタ(ガメ)は…繁殖を成功させないと、本当に幻になってしまう…」と述べられていますがまさにそのとおりです。ジャノメイシガメは幸い、その道筋に大きな足跡が一歩一歩確実に印されていますが、ムツイタガメはシロアゴヤマガメと共にそもそも飼育難種…どちらもEU、USでは多少の繁殖例を聞きますが国内ではまだのようです。アジアのヤマガメたちをアジアングローバル圏内でもなんとか維持、保存していきたいものです… ワキンナクラブの福ちゃんは昨年ハッチのまだベビー。それに小型種だけあって成長はゆっくりですが、記事を遡ってみると確実に大きくなってきています。そしてなによりこの種の醍醐味は成長に従って体色が四季折々の里山を眺めるように刻々と変化していくことです。その最終形態はビバリウムガイドやクリーパー、サイトでもみることができますが一言でいうとアジアのヤマガメ系では屈指、いや一番の美しさを誇るといっても過言ではない秀でた銘種です。トレードマークであるジャノメ模様もさることながら、繊細な虫食い柄が甲、四肢、頭部などに細密画のように描かれ、喉元には滲むような真紅がべったり一刷毛塗りされます。その姿は純粋に美しいというより背筋も凍るような幻想怪奇の「雨月物語」の世界を思わせます。 それに対して今の福ちゃんの姿はどうでしょう。ワキンナマスターは福ちゃんのような、背甲のキールに沿った濃い褐色からひろがりいずる美しく、微妙な表情の緑、翠(りょく・みどり)は正直みたことがありません。あえて例えると、遥かいにしえ、海に沈んだ交易船と共に数百年の月日、火の出るような修行を東シナ海のみな底深く耐えてきた陶器が今ヒトの手によって陽の目をみたような、悠久のアジアの歴史絵巻のような色です。福ちゃんもまた現世に蘇った陶器のようにその移ろいを眼前で惜しげもなく繰り広げてくれるのかと思うと、ワキンナマスターはこれ以上の人生の至福はないと純粋に感動します。和の美しさに極めて近くなお、壮大なアジアの自然美を表現するなんていかにも文明発祥の地、中国の固有種だけあるとその懐の深さには敬服しますね。
ちょっとだけ別の角度から…
明日のBlackoutには行きませんが
すでにカメ友さんたちは 出撃態勢を整えているようです(^ー゜)
是非レポ、よろしくお願いします♪
それではまた来週( ´ ▽ ` )ノ
記録 福ちゃんの甲長/7.9cm 体重/49g
by walkinaclub
| 2016-06-04 12:46
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