南米原産のリクガメ、アカアシガメをのんびりコツコツ育てています♪彼らの成長記録を中心に綴ります(^^♪
by わきんなますたー
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2016年 03月 26日
ワキンナクラブ 検索キーワードにッ?案外人気なセイロンヤマガメ!?
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今週のワキンナ地方は寒の戻り…
それでも陽射しは春のそれでポカポカしますね
来週末辺り桜かな?
ワキンナクラブにようこそ!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
今日は久しぶりにこの子の健診をいたします!
セイロンヤマガメのサーマルさん(♂)です♪
気がついてみれば去年の9月以来…(^_^;)
それではまずは撮影です!
やっぱりお天気がよいと外撮影が気持ちいいですね! 陽気に誘われ愛猫じゅっちゃん(本名・デュレ。もうすぐ4歳♂)がクンクン… ワキンナクラブにはねこさまもお二人様おられますが カメには殆ど興味ないみたいでイタズラしないですね♪ むしろビビって逃げます(^_^;)
計測です! 本日3月26日、甲長17.7cm、体重902gです 昨年9月12日、甲長16cm、体重882gでしたから 半年で甲長が+1.7cm、体重が+20gです! セイロンヤマガメは最大甲長23cm弱なので もう少し伸びてほしいですね♪ 夏までにキングタライにお引越し予定です 外見的にも問題なさそうで元気一杯、食欲ガンガンです(^_^;) この子はカメプロス、乾燥川エビメインで たまーに果物を与えます ほかのインドヤマガメが好む葉野菜は殆ど食べません
それでは現在の飼育環境です( ^ω^ )
60レギュラーの水槽、ヒーターサーモ、コンパクトフィルター設置 陸場はタートルドック、フルスペクトル蛍光灯とハイパーサン 水深は甲高の1.5〜2倍程度で適宜水換え、週一フルメンテ 至ってシンプルな飼育で元気に育っています あまり陸にあがらず半水棲 キャラ的にはわりとビビりですがご飯のときのおねだりは別腹ですごいです(^_^;) 温度は熱帯魚のそれと同じ 紫外線の要求量は中の下くらいかな? インドヤマガメにしては少ないほうだと思います USCBのベビーから飼育を始めて今年で8年目です♪
今や殆どみかけない、また会えるのだろうかと訝しがっていた矢先、昨年暮れWCまたはFHともいわれるセイロンヤマガメの若個体がまとまって我が国に輸入されました。セイロンヤマガメの分布域はその名が示すとおり、セイロンことスリランカとインド南西部の限られた地域といわれています。スリランカは野生動物の輸出に厳しい規制をしていたのですが、昨年くらいから熱帯魚でも固有種が輸入されるなど変化がみられます。枠が緩んだのか、FHなのか、FHという名目のWCなのか、第三国経由なのか…憶測の域を全く出ませんが、ホシガメのセイロンタイプも輸入もみられており、ちょっと興味深いところです。
インドヤマガメ属(クロヤマガメ、またはクロハラヤマガメとも)の亜種中、唯一模様らしい柄がその頭部にみられるセイロンヤマガメ。以前は倒産した水族館、動物園からの放出個体を原資にした国内CB個体がごくわずかながら流通していた例外的な存在でした。ただそれもこの数年は殆どみかけないようになってしまいました。そこに昨年末の輸入。ワキンナマスターも我が家のサーマルさんのお嫁さんを探そうかとも思っていたのですが、ちょっと小さい…そこで今は様子見です。稀少な種であることは間違いありませんが、まぁそれほど人気があるとも思えないので、育った女の子♀を待とうかな?と思案したりもしています。 みてのとおりの黒くてゴツい地味なカメで「わかる人にはわかる」あるいは「わかる人だけわかればいい」的な孤高のニュアンスがマニアなワキンナマスターにはたまらないです。自慢じゃないけれど(自慢ですけどね…)写真をご覧いただければわかるとおり、サーマルさんはなかなか甲高でがっしりしたWCを思わすような容貌に育ってくれていて、いつもささくれがちなワキンナマスターの気持ちを癒してくれています…癒すというといかにもかわいいらしい、例えばリクガメベビーとか想像しがちですが、サーマルがスリランカの倒木と枯葉の堆積した密林のブラックウォーターの細流辺りで息をひそめるように暮らしているのを想像するとまだ見ぬ異国情緒溢れる魅力を感じます! ほかのインドヤマガメに比べて水棲傾向が強く、生態はヤマガメというよりフツーのミズガメですが、屈強な四肢と鋭い爪などはやはり水陸両用のそれで、実際日向ぼっこさせているとほかのヤマガメ同様に実に巧みな立体行動をして脱走もします。陸場に食べられるものがあれば食べるし、例えていうと北米のモリイシガメや東南アジアのヤマガメの一種ムツイタガメにも似たような生態なのかもしれません。視力はとてもいいようで、ワキンナクラブ屋上で日向ぼっこさせていて、ワキンナマスターが姿をみせるとかなり遠くにいても噴気音を立てて引っ込んだり、部屋では逆にワキンナマスターの姿をチラッとみただけで「飯?飯だよね?飯だろ!?めしー!!」といったあんばいです(^_^;)
さて、今回はちょっとマニアックな学名の由来について書いておきたいと思います。ムフフ。まずは写真をご覧くださいませ…
セイロンヤマガメの学名はMelanochelys trijuga thermalisです。亜種名の”thermalis”はサーマリスと読みますが、これは「熱の」という意味です。かのY先生もこれがどういう由来か詳細はわからないとどこかで書いておられました。んがッ!ご覧いただきたい…先にも書いたとおりセイロンヤマガメはインドヤマガメでは唯一模様らしい柄が入る亜種で、頭部に黄色い不規則な斑が入ります。これは冷えた溶岩の合間からみえる高温度の活動性のマグマのようにみえます。どうもこれが由来ではないかと妄想しています。事実Y先生も同じような類推を少しだけ、ためらいがちにどこかに書いておられたのを微かに覚えています。 しかしワキンナマスターが遥か昔学生だった頃、地理の授業で「インド亜大陸には活火山は基本的にないと思っていい」と習った気がする…もっともインド洋の島嶼には活火山があるのだが…学名をつけたのは欧米人で、スリランカの地理にちなむというより、かつてどこかでみた赤熱のマグマを連想したということだろうか?ともあれ黄色い斑紋とは関係ありそうだと思うのですが、根拠はありません。でも、サーマルさんの黒くて頑健な甲羅と対照的なこの黄色い斑紋をみているとなんだか納得もできるのです。どなたかご存知であれば、あるいはインドヤマガメについて詳細を書いた洋書などお手持ちのお方がおられればご連絡いただきたいです!
そうそう、お教えいただきたいといえば… こんな本を今日書棚を整理していてみつけました!
↓奥付は以下のとおり↓
かなり古い本ですが、ネーミングが示すとおり このシリーズの続刊だったと思うのですが記憶が曖昧でして… ご存知であったりお手元にお持ちのお方々がおられれば このシリーズの内訳をお教えくださいませ! なんだかお願い事ばかりになっちゃったな(^_^;) ↓ちなみに中身の写真はこんな感じ↓
おお!ホワイティなヒョウモンガメさん!きれいです♪
おー!テントヤブガメってこんなんだったっけ!? 写真はわりと沢山掲載されておりきれいです♪
そうそう! このBlogも気づいてみれば
もう1年続いているのですね… さっき気がつきましたよ…
はじめはメチャクチャな 記事書いてたなぁとか(^_^;)
ちなみにこのBlogの検索キーワードで いつも上位に入っているのが…
「ヒジリガメ」「セイロンヤマガメ」です…
…マニアックですなぁ( ;´Д`)
いろいろ思うところありますが 今後も「ワキンナクラブ」を
どうぞ宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
それではまた来週( ´ ▽ ` )ノ
記録 サーマルの甲長/17.7cm 体重/902g
by walkinaclub
| 2016-03-26 13:17
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