ワキンナクラブ セイロンヤマガメ・サーマルの成長 〜2016・夏〜 |
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2016年 08月 20日
今日のワキンナ地方は雨が降ったり 陽が射したり、蒸し暑いお天気です 台風がまたやってきているようですね… 風雨に気をつけましょう! ワキンナクラブへようこそ! ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ 私事ですが、8月18日に46歳の誕生日を迎えました。その日の、まだ夜も明けやらん3時半、ワキンナ地方には1時間110ミリといういわゆるゲリラ豪雨で地元気象台から「記録的短時間大雨情報」というのが発表されました。強い風雨のみならず、ワキンナ地方名物の強い雷も伴っており、近所に何発も落雷しました。大きな被害はなかったようで安心しましたが、実はワキンナマスター「雨男」の異名をとるほどで、その朝、家内から「波乱含みのお誕生日ですなぁ!」とか「嵐を呼ぶ男ですなぁ!」とかさんざからかわれる始末…昨日は美容室にいったのですが、ここでも当然「雨男」で通っておりまして、もう10年来お世話になっておりますスタイリストさんにも、かの大雨にちなみまして「まぁ、らしいといえば、らしいですね」などと笑われてしまう体たらく…これから1年何が起こってもおかしくないような気がしています…ひょっとしたらインチキDMみたいに「あなた様に生前贈与で10億差し上げます」みたいな、棚ぼたならカモン!ですが、碌でもないことが起こらないよう祈るばかり。皆さん、同情するなら金…もとい、気の毒に思ってやってくださいm(_ _)m さて本日はこの子の定期健診です! セイロンヤマガメ♂のサーマルです! 気がつけば前回健診が3月だったんですね(^_^;) それでは撮影から始めます♪ それでは測定です! まず前回計測の参考値ですが… 3月26日、甲長177mm、体重902gでした 今回8月20日、甲長183mm、体重1286g この5ヶ月で甲長+6mm、体重+384g 甲長の伸びは鈍目にもみえますが 最大甲長230mmを思えばまずまずかな? 中身がぎっしり詰まった感じで重いです♪ 外見的にかわりなし!食欲旺盛! 来月辺りにタライに引っ越し予定です♪ CBベビーで我が家に来て8年になります! セイロンヤマガメは昨年初冬から1〜2回ほどWCまたはFH由来といわれるベビヤン個体が比較的多く輸入され、若干市場にダブついている感がありますが、この数年国内個体の散発的な流通があるだけ、という現状のクロヤマガメ(Melanochelys trijuga)においては、輸入ルートなど多少引っかかるところはあっても、非常に貴重なカメさんであることは間違いないと思います。もともとセイロンヤマガメは欧米、そして国内でも極少数ながらCB化が進んでいることもあり、我が国でも比較的見かける亜種です。しかしそれ以前、例えば、1980年代以前は国内でもWC個体がみられました。それでもデカンヤマガメ、ビルマヤマガメ、ベンガルヤマガメほど多くはなく、以降原産国であるスリランカ、インドで輸出規制が強化され、WCの輸入は非正規を除いて基本的にないことになっています。サーマルは以前書いたようにUSCBでデニス・ウーリヴ氏のファーム出身、今ではUSでもCITESの許可が下りなくなっているそうです。ニーズはさておき、やはり国内にいるセイロンヤマガメだけでなく種としてのクロヤマガメは大事にしないとですね! セイロンヤマガメはクロヤマガメの亜種中もっとも美しいといわれています。それは総じて地味なクロヤマガメですが唯一派手めな柄が頭頸部に入るからでしょう。ワキンナマスターにいわせれば、トラバンコアヤマガメやベンガルヤマガメの頭部に入る赤みを帯びた栗色やグリーンもきれいですし、デカンヤマガメの若個体の頭部に白い虫食い柄やビルマヤマガメも含めてクロヤマガメの老成個体のブルーグレーの頭部もなかなか渋い美しさだと思うのですが、見た目の色味ではやはり目立ちますよね。そもそも英名で「IndianBlack Turtle」といわれるだけあって黒いカメさんなので、余計その柄が目を惹くという効果もあります。セイロンヤマガメの頭頸部にある黄色く不規則な斑紋は個体差がかなりあり、黄斑が目立たないもの、大きな斑紋が入るもの、細かい斑紋が広範に入るものなどロカリティの違いも背景に感じさせます。どこかで聞きましたが、セイロンヤマガメはスリランカとインド南東部に分布しますが、スリランカの中でも個体群によって形態、色彩に差異があり、インド南東部の個体群は印象が随分違うともいいます。ただこれも標本個体をみたわけではないのでなんともいえないのですが… サーマルのその柄をみてやってください! クロヤマガメの多くは黒目がちでウルウルした瞳がチャームポイントになっていますが、セイロンヤマガメの多くの個体は、瞳孔は栗色から黒っぽく、虹彩は色が薄く抜けていて、やや鋭い印象を与えます。これはデカンヤマガメでもときどきみられるようですが、セイロンヤマガメを特徴づけるもののようですね。セイロンヤマガメの最大甲長は23cm程度といわれていて、サーマルも徐々に最終形態に近づいているのか?顔つきはかなり男の子っぽいですよね。でも不思議なことに腹甲は真っ平らでして、♂の特徴であるベコっと凹んだ腹甲ではありません。ワキンナクラブのほかのクロヤマガメたちも全員♂ですが、ベビーから飼育しているベンガルヤマガメのサリーの腹甲の凹みは、大分大きくなってから現れ始めました。ひょっとしたらサーマルもケージを大きくすればさらに大型になって、しかるのちベッコリ凹んだ腹甲になるのでしょうか!?それもこれからの飼育の楽しみです。それとサーマルの腹甲の柄…中央が色抜けしていて外縁部は黒いんです。これは標本的、教科書的なセイロンヤマガメの特徴とは全然違います。図鑑に載るようなセイロンヤマガメはほかのクロヤマガメと同じく、外縁は色抜けし中心部は暗色です。サーマルのそれは多分そういう個体群、血統なのだと思いますが、ちょっと気になる消息筋の情報がありまして、調べを進めたいと思っております(^ー゜) それでは、ちょっとカッコよく撮れたサーマルをご覧ください( ^ω^ ) この無骨さ…ヤマガメらしいですよね! 彼にいつかお嫁さんを迎えたいなぁ! ワキンナマスターの夏休みも 今週で幕を閉じ、来週から通常運行です… 朝夕の風には秋の気配をわずかに感じますが ますます残暑は厳しくなりそうですね! カメさんに負けずに元気に乗り切りましょう(^ー゜) それではまた来週( ´ ▽ ` )ノ 記録 サーマルの甲長/183mm 体重/1286g
by walkinaclub
| 2016-08-20 13:08
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